よし!今年から理学療法士1年目だにゃ!
人一倍、勉強会に参加して同期には負けないにゃ~!
やる気に満ち溢れた新人さんが入ってきましたね!
どうぞ、今受付している勉強会一覧です!
にゃ、にゃ、にゃんだこの数は~~~~!!!
多すぎて、訳わかんにゃいにゃ~~~~!!!
昨今、勉強会や研修会が乱立しております。どれがなんだかわからず、手あたり次第いく新人さんもよく見かけます。フットワークの軽さは素晴らしいのですが、お金と時間がいくらあっても足りませんし、すべてがためになる研修会とは限りません。
協会主催や、病院主催、個人主催と様々な運営形態があり、参加費も幅広く、ジャンルも広大です。
新卒者にとっては研修会へのワクワク感もあるでしょうが、未知への冒険のようなものです。
新たな発見や気づきもあれば、ムダ金となるようなケガを負おうこともあります。
みなさんは冒険に行くときに準備はされますよね?まさか、サバイバルナイフ1本で出発はしませんよね?笑
私自身、手あたり次第に研修会に行っていた経験があります。そんな私だからこそ伝えれる臨床経験15年の理学療法士から良い研修会の見分け方を伝授いたします。
今回の、内容を確認すれば、きっと用意万端で良い研修会だけに参加できるようになるでしょう!
講師をチェック
何よりも講師の質が大事です。有名な講師であれば何度も目にしたり耳にしたりするので問題ないでしょう。
問題は知らない講師です。
知らない講師は経歴をチェックする必要があります。専門分野は?所属病院、団体(学会、研究会など)は?過去の実績(論文や研究、活動など)は?といくつか把握しておきましょう。
ある程度の講師なら必ず学会発表や論文を出しているため、余裕があれば内容を確認し信憑性のあるものなのかも把握できるとベストです。
人によっては、聞いたこともない資格を持っていたり、訳の分からない団体に所属したり、胡散臭い経歴を語ってくる人もいます。資格や団体もきちんとしているものかチェックしておきましょう。
参加費をチェック
参加費は無料のものあれば、数十万円するものもあります。協会主催のものであれば無料である事も多いですが、無料な分、質は担保出来ません。しっかり講師の確認をしておけば無料でいい講義が聴けることもあります。
逆にやたらに高いのは、ほぼアウトでしょう。金額に見合うような内容である事はほとんどなく、将来役立つような資格、スキルになる事もないからです。医者や著名な講師でなければ、目安として1万円までといったとこでしょう。
もちろん、研修時間や日数、参加人数や実技の有無にも左右されるでしょうが、一回の研修会で頭に入る内容なんてたかが知れてます。高額研修会には注意しましょう。
運営団体をチェック
運営団体にもピンキリあます。協会主催であればある程度の知名度と経歴のある講師を選定してくれて参加費も親善的です。ジャンルも幅広く運営もクリーンなため、ぼったくられることはありません。ただ、規模の小さな地区だと運営側と講師の馴れ合いになっていることもあり注意が必要です。
学会・研究会主催の研修会では、専門性に特化しているため深い講義が聴けるでしょう。参加費は主催団体の会員であれば比較的安くなりますが、そうでなければ高いことがほとんどです。なので学会・研修会の母体の知名度やメンバーも確認しておく必要があります。
小さな団体から発生した、意識高い系勉強会もやたら頻発しています。これらは、小規模で実技メイン、価格は安いけど、講師は少し経験のある人程度に留まる傾向です。また、いつの間にか団体が蒸発してしまっていることもザラです。参加費が安いため参加してみてもいいかもしれませんが、講義内容に信憑性が欠けている事があるので鵜呑みにせず、冷静な目で参加しましょう。
参加人数をチェック
参加人数によっては同じ講師、同じテーマであっても内容が異なってくる事があります。
理由は人数が多ければ、広く浅い内容となり、少なければ狭く深い内容で講義する傾向となるからです。参加者としては狭く深い方がいいですよね?小規模のほうが、内容が濃く、実技ありで、質問もしやすい傾向となり実りのある研修会となるでしょう。
ただ、注意点として人数が少ないと参加費が高く設定されている傾向にあります。
最後に(重要)
私自身も新人時代は、手あたり次第研修会に参加していました。云十万という参加費、交通費を払ったのも確かです。研修会にいくと勉強した気になり、セラピストとして腕が上がった気になっていました。今思えば、ただの自己陶酔であり身になっていないもの、時間とお金の無駄だったものが大半だと思っています。
まずは、自分自身がどんなセラピストを目指しているのか目標をしっかりとすべきです。その目標に沿った研修会なのかどうかが大前提です。自分が必要とし興味があるものであれば自ずと身についていくでしょう。
ぜひ、今後の参考になれば幸いです。
コメント